白衣の天使の憂うつ

「白衣の天使の憂うつ」
彼女は中規模病院で働く看護士。日々患者さんに献身的に尽くしているのだが・・・
「あぁ~~あ毎日、毎日献身的に努めているのに患者さんから色々な願いごとが山ほどあって、答えるのにこなしきれないよぉ。」
彼女が勤めている病院は、人手不足の影響もあってか3、4日ずっと勤務しているのは当たり前の状態であった。 この日は彼女が夜勤明けでやっと休める日であった。
「やっと勤務が終わったよぉ~久々に休める。これだけ激務だと気持ちまで疲れる。患者さんに尽くしたとしても憂うつになるよぉ~。」
勤務を終えた彼女は、病院内にある浴室へと向かった。
彼女は浴室のシャワーを取り出し水温を調整し適度な感じになったらシャワーを頭上に持ち上げていく。黒いショートヘアー、ナース服やナースシューズはあっという間にびしょ濡れになった。
「気持ちいい~~。働きずめだったから余計気持ちいいよ。」
気持ちが解れた表情の彼女が想像出来る。シャワーで充分びしょ濡れになった彼女はバスタブに入っていく。彼女はおもむろのまま濡れたショートヘアー濡れたナース服、ナースシューズのままバスタブに潜っていく。潜って水面に上がって彼女が呟く。
「気持ちいい~~。」
その後も彼女は、うつ伏せのまま潜ったり、あお向けやぐるぐる回りながら潜ったりでんぐり返しをしながら潜ったりとまったりとした時間を過ごした。
「あぁ~~スッキリしたぁ。これだけびしょ濡れになったら今まで憂うつな気持ちが吹き飛ぶよ。また憂うつな気持ちになったらまたやっちゃお。」
濡れたショートヘアーを手でほぐして水を飛ばし、濡れたナース服を絞っていき水を出していく。濡れたショートヘアーやナース服から水が滴り落ちる中彼女は浴室を後にした。

おわり